巡回展「〝もっと〟変な話をしたい。―異界への招待 第28回萩原朔太郎賞受賞者マーサ・ナカムラ展」


“異界を生む”―詩人マーサ・ナカムラ
史上最年少で萩原朔太郎賞を受賞した詩人マーサ・ナカムラさんは、「天才と言われる方々がいますが、最年少で受賞したからといって、天才ではないと思います。ただ“異界”を生み出す能力があるのです」と語ります。
その言葉どおり、彼女の詩集を開いてみると、紙面を舞う言葉たちに吸い込まれるように異界へといざなわれ、詩集を閉じるころにはもうすっかり、“異界”に魅了されてしまうのです。
どうしてこのような世界を構築できるのか。マーサ・ナカムラさんの受賞作『雨をよぶ灯台』を軸に、過去から現在にいたるまでの足跡をたどり、“異界を生む能力”の秘密に迫ります。
また本展示は、2021年に萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち前橋文学館で開催した展示の巡回展として、マーサ・ナカムラさんの出身地である埼玉県で初めて開催します。
【会期】
令和4年7月16日(土曜日)から8月28日(日曜日)まで
休館日:月曜日、7月19日(火曜日)、7月26日(火曜日)、8月23日(火曜日)
【観覧時間】
午前10時から午後5時30分まで(観覧受付は午後5時まで)
【観覧料】
一般210円 高校生・学生100円
(中学生以下・障害者手帳をお持ちの方とその介助の方1名は無料)
【企画】
萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち前橋文学館
【特別協賛】
マーサ・ナカムラ、マーサ・ナカムラ氏ご家族
【後援】
松伏町教育委員会
「文芸埼玉」第108号掲載作品募集のお知らせ
今年度も「文芸埼玉」第108号の掲載作品を募集いたします。
募集要項の配布につきましては、毎年情報公開後に県内の公立図書館や公民館に御協力いただいております。
近隣施設での入手をお考えの場合は、目的地の開館情報、在庫の有無をあらかじめ電話等で御確認の上、お訪ねくださるようお願いいたします。
当館HPから募集要項が入手可能な方は、是非ダウンロードして御利用ください。
また、当館では郵送でのお取り寄せにも対応しております。
84円切手を貼り、住所・氏名を明記した返信用封筒(長3)をお送りください。
到着後、順次発送させていただきます。
なお、募集要項はコピー可となっており、応募票は1部門につき1枚で応募可能です。
一人でも多くの方のお手元に募集要項が届くよう御協力ください。
〈郵送請求先〉
〒363-0022
桶川市若宮1-5-9
さいたま文学館「文芸埼玉」係
皆様の御応募を心よりお待ちしております。
応募の概要は下記のとおりです。
「文芸埼玉」につきましては、さいたま文学館ウェブサイトの「文芸埼玉と埼玉文芸賞」を御覧ください。
■募集対象作品
次のAまたはBの分野とし、各部門の作品1点あたりの基準は、次のとおりとします。
A 自由作品(題材自由)
(1)小説・評論(文芸に限る)・随筆・児童文学部門 原稿用紙30枚以内
(2)詩部門 本文30行以内(空行含む)
(3)短歌部門 10首
(4)俳句部門 10句
(5)川柳部門 10句
B 共通テーマ作品(テーマ「埼玉の木 または 埼玉の樹」)
※私たちの身近な存在である樹木。高くそびえたつ大きな木、庭に植えた小さな木、
みなさんの中にある様々な「木」または「樹」をテーマにした作品をお待ちしています。
(1)小説・評論(文芸に限る)・随筆・児童文学部門 原稿用紙20枚(随筆は10枚)以内
(2)詩部門 本文30行以内(空行含む)
(3)短歌部門 5首
(4)俳句部門 5句
(5)川柳部門 5句
※同部門のA(自由作品)とB(共通テーマ作品)の両方に応募することはできません。
例:A(自由作品)の詩部門とB(共通テーマ作品)の詩部門に応募することはできません。
なお、応募作品は、未発表作品に限ります。
■応募資格
県内在住又は在勤、在学の方(ただし、平成19年4月1日以前に生まれた方)
■応募期限 令和4年7月31日(日)(当日消印有効)
主催 埼玉県教育委員会
事務局 さいたま文学館「文芸埼玉」係
〒363-0022 桶川市若宮1-5-9
電話 048-789-1515